Online Journal
電子ジャーナル
IF値: 1.9(2023年)→2.1(2024年)

英文誌(2004-)

Journal of Medical Ultrasonics

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1976 - Vol.3

Vol.3 No.03

Original Article(原著)

(0151 - 0155)

超音波断層法による無脳児診断

The diagnosis of anencephaly by ultrasonic tomography

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仁位 史建, 中野 仁雄, 小柳 孝司, 久保田 史郎, 坂元 力, 熊野 由美子

Fumitate NII, Hitoo NAKANO, Takashi KOYANAGI, Shiroo KUBOTA, Chikara SAKAMOTO, Yumiko KUMANO

九州大学医学部産婦人科学教室

Department of Obstetrics and Gynecology, Kushu University School of medicine

キーワード :

 近年,胎児医学は急速な進歩を遂げつつある。超音波断層法は,軟部組織の描写性に優れるため,胎児形態の把握を可能にする。特異的形態異常を来たす無脳児が胎齢16週6日で超音波断層法により発見された。筆者らの使用した機器によると,正常胎児の場合,児頭の円形構造は,胎齢12週で50%,13週で90%,14週以後で100%の検出率であった。このような児頭検出のための操作手順を示したが,これは,また,無脳児診断のための操作手順である。一方,胎15週5日の胎児を用いた水浸実験により,児頭部,児体部からのエコーレベルに差が認められ,両構造の有するエコーレベル差の比較検討は,診断情報として有用であることが示唆された。